|| journal 〜  日々の思い、出来事を写真と共に綴っています ||
2008.01.01〜 


2008.12.28  年の瀬に青い鳥が運ぶもの                                        

昨年、陶作品の手配をしたことがありました.ほんの偶然に出会った依頼主は普段はフランスに住んでいらっしゃる女性.ご夫妻で飼われていた亡き青い鳥をモデルに、陶製の函を作家に作ってもらうというお仕事でした.

いろいろ作家とのやり取りを繰り返し、作品がようやく出来上がりました.帰国時にお会いする予定で12月に再会.お話ししていたら、なんとご主人が急逝されたとのこと.まだ50代前半の突然のお別れで、そのお話からお悲しみいかばかりかと思いましたが、女性は静かで凛としていてとても美しく見えました.

その亡くなったご主人はワインの醸造の研究をされている方だそうでエッセイ等もお書きになっていましたが、彼女は亡くなった後見つかった遺作ともいえるちいさな童話を印刷物にしました.後日私にもその物語りを送って下さいました.青い鳥が主人公の愛に満ちたストーリー.『愛』という言葉の意味の深さをこころでしっかりと感じました.

今年もいろいろな出会いとご縁がありました.
人生は出会いと別れの繰り返しですね.出会いのひとつひとつに感謝して、さよならもサラサラと見送れるようになりたいと思いました.今このときを大切にしよう.






暖炉の火をみつめる



2008.12.19 そんな時はコレ!                                        

はっと気がつくともうクリスマスが目の前、街のイルミネーション、なんてきれいなんでしょう.キラキラしたものを見ると人はなぜこんなにドキドキするんでしょう!

前回のジャーナルでは、つい暗〜い調子で病院でのコトを愚痴ってしまいましたが、ここでちょっと私が元気になる方法をご披露しましょう.

まずは、なんと言ってもワハハと笑うコト.うふふ、じゃダメです、わっはっはと声に出して笑うと全身のこわばりがほっと解けてみるみる元気になります.演劇部みたいに無理に笑ってみるとこれが不思議で本当にそんな自分が可笑しくなって本気で笑っちゃいます.ヨガでもあるんですよ、笑いの行法って言うの.騙されたと思ってやってみてね.

で、第2番目は、寝ること.
とにかく寝不足はいけません、アカンアカン.寝不足になるとだいたい心も身体もショボンとしてきます.具合がおかしいと思ったら、夜7時でも8時でも寝ることです.たくさん寝て頭を休めることです,

そして、何はなくともこれでありましょう、食べること.
私の場合はチョコレートでも上等のご馳走でもいいのですが、まぁ、大好きな八竹のお鮨だったらあっという間に元気になれますね.

参考になったかしら???







Winter










2008.12.16 なかよしに会った日のことですが                                       

今朝はハリーの散歩で最近仲良しになったシンちゃん(しんのすけ)と飼い主のM子さんに会った.
ハリーは不思議とシンちゃんには大変寛容.我が家の門に他の犬が近づくとう〜っとうなるくせに、シンちゃんが『ほいほいおはよ〜!』(と言っているかどうかはわかりませんが)と門の中まで入って来ても平気な顔をしている.
犬は人間よりハッキリと相性ってものがあるのだろう.
このシンちゃんの飼い主 M子さんに私はとても親近感を感じていてつい先日食事をしながらいろいろ話していたら、なんとなんと彼女のお父上は私の卒業した中学の先生をしていらしたそうだ.ビックリした!

今日は大学病院へ行った.
技師さんの検査を受けてから先生の診察を受けた.例のごとくかなり待ってようやく会った先生に、検査の仕方で少し気になったことを丁寧に失礼のないように遠慮がちに言って治療方針について質問してみたのだけれど、先生の反応は予想通りというか、予想以上というか.論理を早口でまくしたてるように矢継ぎ早にダーッと説明されて最後に、「はい、それでどうしますか?」と言われた.
私はじっと先生の顔を見ながら話しを聞いて冷静に判断しようと思ったけれど、先生の机には次々にカルテがつまれていくし、先生はそれを横目てチラチラみながら急いでいてイライラしていて、私には考える時間がない.
パチンと私の中のスイッチが切り替わって、MRI の予約をキャンセルして帰って来た.

私がやって来た病院へのアートの仕事…
この病院通いは私の勉強だなあと思う.病気の人の気持ち、病院の雰囲気、医師や病院の事情、それは個々に違うもの.いろんなものを見て感じて行こう.




my friend , SHINNOSUKE





2008.12.13 いろいろ終わって                                      

ユベール・ド・ワトリガン展が無事に終わって,今はいろいろ後のお仕事に追われております.

今回はとにかく勉強した日々でした.展覧会をひとつ企画して終わるまで、と〜っても体力気力を使うのですが、人も出来事も新しい出会いがあって、それが何よりとても楽しいし自分の糧になるのです.そして自分でも思ってもいない自分に出会うこともあります.

今日は珍しく体調不良で大学病院へ行きました.
かかりつけのお医者から紹介状をもらって行ったので、かなり待たされと覚悟していましたが、病院にいる間に段々めまいはしてくるし、呼吸は浅くなるし、あれ?あれ?ワタシ気持ち悪い???と自分で自分の体調がよくわからなくなっちゃいました.そんなときはヨガの呼吸だ!と静かな呼吸で乗り切りましたが、はー、本当に病院って大変.
心とカラダは繋がっているから、やっぱり時々立ち止まって、本当の自分の声なき声を聴かなくちゃね.

カラダを整えて明日は恒例のオーガーオークションお手伝いです.チャリティーオークションもあるので楽しみです.






青空.



2008.12.01 早くも12月                                      

表参道プロモアルテギャラリーで開催中のユベール・ド・ワトリガン展はおかげさまで好評です.

昨日の日曜日は、日本国内の大きな競馬レース、ジャパンカップが行なわれ、後援いただいている社台ファームの吉田社長の馬がなんと一着!になりました.夕方はジャパンカップ帰りの競馬ファンの方達がギャラリーに絵を見に来て下さいました.

ユベ−ルさんは昨晩フランスへ帰国.展覧会の前半は明日で終わりです.
水曜日に展示替えをして小さなスペースに移動します.小さなスペースでも十分に絵の雰囲気を味わっていただけますので、ぜひお出かけ下さい.

気がつけばもう12月.今年は本当に早かったけど、いろいろなことがありました.あと少し、美味しく食べて、ニコニコ笑って、晴れも雨も嵐も越えて行こう!




夕方の青空
右に写っている紀ノ国屋の入ったビルは夜になると
カラーイルミネーションがとてもきれいですよ〜.



2008.11.28 始まりました、ワトリガン展!!                                      

フランス人画家ユベール・ド・ワトリガン展が表参道のプロモアルテギャラリーで始まりました.

今回は毎年のラブアート!展とはちょっと趣向が違う展覧会です.詳しくは news のコーナーでご覧いただければと思います.会期中、私は11月29日(土)30日(日)12月2日(火)4日(木の夕方から)6日(土)7日(日)9日(火)とギャラリーにおります.ぜひ作品を見にいらして下さい.

いや〜、やっと始まりました!
準備期間からここまで細々いろいろありましたが、ようやく始まってまずはホッとしたところです.
ユベールさんが来日しているので、久しぶりのフランス語も楽しいし、新しい出会いあり、発見あり、突発事項あり!で、日々、動いております.

ある人に教わったんです、何かやった後には、「よしよし、よくできました、はい自分にご褒美!」と自分をほめましょう!って.
展覧会は始まったばかりなんですが、これからの日々のために今日はちょっとだけ褒めちゃおうっと.ご褒美は、グラスシャンパンくらいにしておきますか.






プロモアルテの真っ白なスペースに絵がはえます.

会場でお会いできるのを楽しみにしていま〜す!


2008.11.18 自然のリズムを感じれば                                      

来週からの展覧会準備.朝のうちに備品を借りに車を走らせ南青山へ.表参道はけやきがすっかり黄色く色づいて本当にきれいでした.

最近、目的地に向かってせっせと歩くばかりでいつも目線が近いところにしかなかったけれど、こうして仕事の途中でもちょっと見上げたら秋が充ち満ちているんですよね.

耳を澄ましたり、目を凝らしたり、鼻をくんくんさせると、自然のリズムを感じることが出来ます.自然のリズムはゆったりして大きい.それに自分の呼吸を合わせると不思議と落ち着いて静かな気持ちになります.

人間はあっちこっちに頭をぶつけて,心をひっかいて、何を求めてジタバタするんでしょうね.
ハリーを見ていると、フーンと鼻を鳴らして泰然自若.
あっぱれお見事、さすがオジイサン!
『ハリちゃん、そばにいてくれてありがとねねね』と自分の都合ですり寄るのはいつもワタシ…






ベランダの植木鉢も葉が色づく秋なり



2008.11.16 存在と孤独と                                      

今日は葉山の美術館、神奈川県立近代美術館葉山館に、湯原和夫展を見に行きました.

湯原先生とは、以前働いていたギャラリーで展覧会をしていただいたのがご縁で、お宅へ遊びに行ったり、食事を一緒にさせていただいたり.この数年はお会いするチャンスがなくて電話のみで近況報告をしてすっかりご無沙汰していましたが、今日は美術館のアーティストトークに参加しました.

先生は1960年代にパリへ渡りその後もさらに世界に飛び出して作品を発表.海外の名だたる画廊や美術界にその存在を認められた現代彫刻の先駆者です.海外で日本人がその時代に身一つ,作品ひとつで世界に立ち向かっていたわけで、そのグローバルな視野とひとりで立つ姿は本当に強い.でも当の日本はいつも内側に向いていて、先生は本当に歯がゆい思いをたくさんされて来たのだと思います.

今日は久しぶりに湯原節を聴きました.
そうだ!日本はこのままでは世界から取り残される!
こんな反骨のひとと出会えたことは私の一生の宝だとあらためて思った午後でした.






たくさんの人がアーティストトークに参加.
先生はとてもチャーミングです



2008.11.11 着々と準備                                      

今日、プロモアルテにフランスから絵が届きました.

輸入手続きを済ませてワトリガンさんの作品を乗せたトラックがビルの前に到着.ドライバーの手で木枠のネジが外され、中から作品が姿を現しました.

プロモアルテのkumikoさんとギャラリーの倉庫に作品を運び上げ、一点ずつ包みを開けて写真を撮ってチェックして準備準備.どれもヨーロッパらしい落ち着いた額が付けられて雰囲気のあるクオリティの高い作品ばかりです.ほっ!

ヨーロッパの額装は日本のそれと比べると仕上げが随分と簡単です.だから額を付けても絵があまり重くならない.日本は湿気があるからしっかり裏板を付けてきれいに仕上げるのだろうか、几帳面な日本人のしごとだからだろうか、今週は工房 kome の米谷さんに会うから尋ねてみましょう.

今さらあらためて言うのは何ですが、最近ホントに仕事が好きになっております.緊張するし、ドジな自分に自己嫌悪にも陥りますが、仕事を通して学ぶことは大です.人との交流や自己確認やもちろん仕事だけじゃないんですが、今こうしていることに、なんだか感謝したい気持ちになる今日このごろであります.







この中に絵がはいっているのでした



2008.11.09 誕生日を前に決意                                      

今日はおじの一周忌に行って来た.一年は早い.

そういえばワタシ、最近心ときめいていないわとふと思う.愛犬ハリーを抱きしめて、もう立派なオトナだから、とか、ヨギーニを極めるためにまっしぐら、とか、こればっかりはご縁ですからとかとか…いろいろ言いながら空に雲に恋したりしております.

実在の人であろうがなかろうが、幾つになっても何かに誰かに恋をするのは悪くない.恋をするとはすなわち夢中になるということ、それが錯覚であってもオーケーなはずです.
そのことを考えると楽しくなるとか時間を忘れて没頭できるとか、努力できるとかね.
そうだったわ、よっしゃ、もう一度心フルフル楽しい妄想に花を咲かせよーっと.

あれ〜、なんでおじの一周忌からこんな決意になったのだろうか、コレ,お告げ???






空はやっぱりいいなぁ



2008.11.08 いとこ会                                      

時間がどんどん過ぎて行く!
月末からの展覧会のための作品がフランスから到着.輸入手続きが終わって来週プロモアルテギャラリーに納品される.

今日はアメリカから帰国しているいとこを囲んで数少ない従兄弟たちとランチで従兄弟会.kumiko さんに教えてもらった野菜のおいしい「Chef's V」へ行く.なぜって、このアメリカのいとこはベジタリアンであるから.彼はメキシコ生まれで半分は日本で育っているけれど、人生のほとんどを海外で過ごしている.親族の中で私と彼だけがフリーの仕事をしていたのに、去年から会計士になって会社員になってしまった.このひと、実に上手な日本語の文章を書く.日本にいる私よりずっと丁寧に言葉を扱う.うつくしい日本語.

昔、子供であった私たちは、新聞紙を丸めて刀にしてチャンバラごっこをし、自転車でそこいら中を走り回った.
ランチの後、お店の入口で写真を撮った.大人になったリッパなオジサンとオバサンがニコニコして写っていた.





momiji



2008.11.04 秋                                     



連休はお休みして八ヶ岳に行ってきました.




青空に銀杏の黄色に緑.感激!



2008.10.28 いろいろ書きます                                    

先週末は、お世話になった方の一周忌に伺ったり、展覧会の打合せをしたり、病院の絵の設置に行ったりしました.そういえば、乳がん撲滅ピンクリボンウォークもやっていた.
女性のみなさん、乳がん検診してますか?しましょー!

さて、本日は平日ですが週末働いたので勝手に半ドン.
朝は車を洗って、ついでにハリーもシャンプーして、犬臭いヤツめを清潔に.びしょ濡れのままでカラダをブルブルっと振って水滴をそこいらじゅうに飛び散らす犬お定まりの蛮行には片目をつむり、耳掃除をしようとしたその時、ハリーさんったらアタクシに向かって牙をむきました.
コラコラ、耳掃除までしてあげようってのにいったいどういう態度じゃ?と睨みつけて鼻をつかんだら目を伏せて一気に弱気、おとなしくなりました.ハリーも老犬、丸くなったものだわ.あれ、私コワかった?

お昼ゴハンはおみやげにいただいた富山は氷見の『氷見うどん』を作って食べました.
みなさん、この『氷見うどん』ご存知ですか?氷見というと寒ブリ、と大概は思いますが、『氷見うどん(乾麺)』は抜群に美味しいのです.見かけたらぜひお試しを.

それから銀座へ行って、当間裕子さんの個展を観てきました.当間さんの作品は私に「音」を感じさせるのです.
いつかこんな作品も病院や老年の先輩方にもご紹介したいなと思います.コツコツと仕事を続けましょう.


 

 *これは、病院の手術室のフロアにある家族待合室です.
窓がないので絵が窓代わり.優しい色の風景画を選びました.病院で設置作業をしていると、患者さんやご家族の方によく声をかけられます.「新しい絵?また楽しみにしていますよ」なんて言われると勇気もやるきも百倍.
でもね、好意的な反応ばかりではないんですよ.いろいろな考えの方がいらっしゃるのです、当然.
そんな中、『アートで療養環境をより良くする』という方法を取り入れて下さる院長先生をはじめ、病院経営サイドには感謝しています.すべてはより良くするために、だから私はせっせと勉強し、イメージを作り、伝え方を模索しています*



2008.10.21 免許更新                                    

今朝は、免許の更新に行って来ました.
残念ながら駐車違反をしている私は、講習を受ける一般講習一時間コース.昔と比べたら、本当にこの更新手続きは簡単で時間がかからなくなったと思います.

東京都庁の免許更新センターに行くと、はいは〜いと入口でオジサンが受付.書類に記入して印紙を買って…と次から次へ指示されて、では○○番窓口に行ってくださ〜い、と清流のごとく私たち免許更新者は流されて行きます.
写真を撮るのだって、あっという間ですよ.撮られる方はこの写真が身分証明の度に出たり入ったりして見られるのだと思うと、少しはうつくしく撮ってほしいわーなんて思うのですが、さっさか流れ作業は続くのです.

最後は一時間の講習を受けて、新しい免許をもらいます.
係の方がおっしゃる通り、たまには初心に返って自分の運転を見直すって確かに必要かもしれません.車は便利だけど、いつでも危険がいっぱいと認識しなくちゃね.




ちびまる子付き教習本



2008.10.19  人を表す                                                    

読書の秋と言いますが、なかなか家でゆったりソファに座って本を読む、なんてことは出来ませんね.それでも私は本を読むのは嫌いじゃないので、移動中、寝る前、いつも何かしら読んでいます.

今読んでいるのは「バイオリニストは肩が凝る」という本.
NHK交響楽団の第一バイオリニスト、鶴我裕子さんの著書です.薦められて読んでいますが、これが実に楽しい.文章が巧い! 軽妙にしてエレガント、ずっこけていながら誠実真面目さが滲み出ています.
私はこの本を読みながらつくづく、文章には人格が出るなぁと思いました.

…ってことは、私のジャーナルの駄文にも私が出てしまっているのだろうか.時々、言いたいことを表すのにどうにも伝えきれず、あぁだこうだの修飾語が多すぎて何が書いてあるかわからなくなる…それはまさに、ワ、タ、シ!!!!!




RIKI ちゃんの事務所のテラスから、都会の秋の夕暮れ



2008.10.16 秋晴れの木曜日                                                   

友達のところのおばあさんゴールデンレトリバーの具合が悪く、もうあまり長いことはないらしい.
彼女は犬とふたりで暮らしているから、それはそれは辛いことだろうと思う.
犬とひとくちに言うけれど、それはまるで家族のようなもの.だって生きていて一緒に暮らしているから.
こんな時は誰に遠慮することもなく心ゆくまで犬のそばにいてあげたらいいと思う.家族や命より大事なことや仕事なんてこの世にはないのだ、と私は思っている.

今日は午前中ヨガの先生をして、帰りに神保町の不動産屋さんに行っていろいろな用事を済ませた.慣れないことをしたり考えたりするので、ちょっと気分がしぼんだ.親戚の本屋さんに顔を出すと、姪の私がいうのも何ですが、本当にいい笑顔のおじがお店番をしていた.階上の自宅にあがっておばとおしゃべりをした.
おば一家は全員が福々しい笑顔の人々で,だい好き.
心が和むのでありました.




お昼ご飯は食べました…
でも、美味しそうだったから食卓にのっていたおばの手料理
さらにちょっと食べちゃった本日二度目のランチ!



2008.10.14  そのままのまま                                                 

なんだかんだといろいろある毎日ですね.
皆さんも私もきっと大きく括ったらそんな風に日々を送っているのでしょうね.

最近、11月の展覧会の準備でフランスとメールのやり取りをしていますが、錆び付いたこのワタクシのフランス語を総動員し、時には心強いフランス語の達人Eさんに助けてもらって、ひーひー言いながら通信しているのですが、そんなことをしながらも、ふと気がつけば自分なりに開き直っていますね.
今頃イギリスの滑川さんは英語でプレゼンしているのかなあとか、フランスに行った孫崎さんは生活に慣れたかなあとか、すっかりフランスにとけ込んだ様子の保科さんは日本に帰って来るのだろうかとか、外国で母国語ではない言葉で日々暮らしている人たちのことを考えてみたり、かつての自分を思い出してみたり.

何があっても焦らず慌てず、カッコウつけずに必ず確認する、もうこれでしょ、言葉は、コミュニケーションは!
ユベールさ〜ん、展覧会、成功させましょーね!皆さんもぜったいぜったい見に来て下さいね!










2008.10.11 箇条書き                                                

このところのジャーナルを読み返したら、どうも自分に言い聞かせる様に同じことを書いているみたいだし、理屈臭い.

よかったこと:カラダが前より柔らかくなってきて楽になったこと.11月の展覧会の準備が進んで来たこと.最近病院に入れた絵が好評らしいこと.

読んだ本:数学大嫌いな私に仲良しの友達が薦めてくれた『世にも美しい数学入門』読んだら目からウロコでした.
(友よ感謝!)

美味しかったもの:Kanbutsu Cafeのロールケーキ で食べた普茶料理

良かった音:仏具の鐘の音

面白かった話:J-WAVE で聞いた慶応大学病院の坪田一男さんの眼科医療の最前線の話し




5時過ぎの朝焼け空



2008.10.07 丁寧に                                              

今日はある会のための下見で、入谷にある普茶料理のお店に行きました.連れて行ってくれたのは、お料理上手のMaki そして同行するのは我が幼友達.

普茶料理というのは、約300年前、中国・明の隠元禅師が京都に萬福寺を建てた折から伝わる精進料理だそうです.
出てくるお料理はどれもこれも美しく、そしてとても深くやわらかいお味.懐石料理のように進んで最後はすっかり心もお腹も満たされゆったりした時間を楽しみました.

仕事部屋に帰ってきたら、あれこれ急ぎの用事があってドタバタです.ついさっきまでの優雅な静かな時間がウソのようで、グスン…これが私の現実よね.

それでもこんな風に丁寧に人が心をこめて作ったものに触れるだけでありがたい気持ちになります.そしてあれこれ考えずに今この時はそれを大いに味わい楽しむっていうこと、それはシアワセの秘訣、そんな気がします.




丁寧に過ごしたい



2008.10.03 akibare                                             

今日の空は秋の空、空が高いって本当ですね.

今日は横浜へ.仲良しのヨウコさんを誘って、堀田善衛展の内覧会に行ってきました.
直筆の原稿やハガキ、そしていろいろな資料や写真など、よくこれだけちゃんと保存してあったなあと思うような展示品の数々.そしてジブリの絵コンテはとにかく絵がうまくてビックリ感動でした.とっても凡庸な感想なんですが、堀田善衛さんは偉い人だったんだなあ、宮崎駿さんって本当に絵が巧いんだなあ、とつくづく思いました.

ヨウコさんとの道中、不思議と何度も人から話しかけられました.港の見える丘公園の入口でちょっと行く道を迷っていたら、怪しいタバコを吸ってぼんやり立っていたレゲエな感じのオジサンが、こっちからも行けるよ〜と教えてくれました.ほんの一言なのですがその声のふわっと優しいこと!! ありがとうございまーすと挨拶してその場を離れましたが、声のタイミングといい、立ち姿のさり気なさといい、なんとも心地よい優しい空気でした.東京で会っていたらただの怪しいオジサンと警戒していたかもしれません.
横浜って東京のすぐ隣りだけど、ゆったりしていていい土地ですね.ヨウコさんが「ものより心の豊かさよ」と言っていたのを、うんうんと聞きながら気持ちよい秋の午後を過ごしました




橋やら建造物で海があまり見えない、
港の見える丘公園より



2008.09.30 見える?                                            

今日のランチは、駅前の Kanbutsu Cafe でかぼちゃと生姜のカレーを買いました.

一口食べたら、『おいし〜〜〜〜〜い』
味が優しい! かぼちゃとショウガとお豆が入っているだけのシンプルなさらさらカレー.もちろん、素材もよいのでしょう、でもこのひとくち食べた時にふわあっと感じるものは???きっと作った人の愛情ではないかしら.

自分を励ましたり、褒めたりする時に行く自分的ナンバーワンのトラットリア、Casa Vecchia もしかり.お料理はもちろんおいしいけれど、お店の人の目配りや店内のお花やちょっとした雰囲気に愛情があるところは、トータルで「おいし〜〜〜い』となるものです.

ヨガのクラスでも同じで、ふたり組になって相手の動きの補助をする時に、パートナーをよく見ていない人と組むとうまく動けないし、残念ながら気持ちよくはならないのです.おそらくそれは心がよそに行ってしまっているからだと私は思っています.

私が求めることは、曖昧というか言葉やカタチにしにくくて、いつも思い込みの偏った説明にならない様にと工夫するのですが、まだまだです.客観的というのは、今の私よりもずーっと大きくしっかり捉えられるってことなんだろうと思います.それが上手にできるようになることが私の勉強.







路地



2008.09.28 Sunday                                           

昨日から急に涼しくなってちょっと寒いくらいです.

上原の仕事部屋でいろいろと仕事のことを友人に相談.
彼女は、インターナショナルな仕事をしていて、重い責任のある立場で管理職としても研鑽を積んでいます.

私の話を聞きながら、彼女は分析整理して質問をたくさんして来ます.対話をするうちに、私のあやふやなところやなんとなくで済ませてやって来たこと、逃げている弱点に徐々に光りが当たって行く.内心ぐっと苦しいのです.

彼女の目を見ているとくるくる動いて頭の中で分析したり考えているのが手に取る様にわかります.マラソンの伴走者のように一緒に考えて助言してくれる.そして私がぽろりと弱音をはくと「ぜ〜んぜん、大丈夫、そんなの十分、そんなの普通」と励ましてくれるのでした.

彼女と話していて、「対話すること」が本当に大切なんだと思いました.自分の中にぶれないものを持てれば、いくらでもしゃべりたくなるし、喋れると彼女は言うのです.徹底的に考えて分析して整理しているから、ぶれない信念であって、独りよがりではないのでしょう.サボったり、恐れていては、自分の成長はないんだと痛感しました.友よ深謝.






近頃、有名なんですって.
上原名物、パンケーキ屋さんのカップケーキ
でも友はプリン以外は甘いものが苦手.


2008.09.25 秋の日、しみじみと…                                           

昨日、NHKのプロフェッショナルという番組をみていたら、有名な寿司職人のおじいさんが言っていたこと.
問「お料理のコツは?」
答「一生懸命つくることですよ」「さぼっちゃだめだよ」

フレンチの若き三ツ星シェフが言っていたこと、
「その場で大きな差がなくても、それが重なると最後に大きな違いが出る、だから、やはり最初からていねいに細かいことを積み上げるのです」

ちょっと言葉は違うかもしれませんが、だいたいの意味はそんなことでした.うん、ある一線を越えた人たちのいうことはシンプルだけど深い.

私は大金持ちにならなくても(なるわけないか!)、かっこいい家に住めなくても(高層マンションとか?!)いいから、自分の心が静かに満たされていて、人をうらやむことなく、思いやりをもって、そしてちょっとしたユーモアを忘れずに、良い友とひとりの自分と共にシンプルに丁寧に日々を生きられたらいいなあ.






秋の空.



2008.09.23 病院の中のアート                                           

今日は秋分の日.
私は今日は仕事先の病院に絵の取付けに行きました.

しんと静まり返った午前中の病院は、平日とは全く違う場所のよう.音も空気の動き方も違います.午後になるとお見舞いの方たちが出たり入ったり、少し賑やかになります.
病院には仕事で来ることが増えたせいで、入院したことのない私がだいぶその『場』に慣れてきました.といってもまだ入口くらいで、実際には行くたびにいろいろな場面に出くわして驚いたり、とまどったり、縮こまったりいろいろです.

医療の現場は、よくテレビで報道されるように労働は過酷だし、緊張の連続だし、本当にお医者も看護士さんも大変だと思います.がんばっていてもたまにはトゲトゲしてしまったりもしますよね.そんな時にアートがひとときのやすらぎになるのか、役に立つのか、いつも頭の片隅で問いかけをしながら仕事をしています.

沈んだ気持ちや疲れた心に一瞬でも風を送って晴れやかにしてくれるのは、人の思いやり、笑顔に尽きると思います.
病院でのアートの存在は、さりげなくそこにあるだけでいいと私は思うのです.自己主張するのではなく、行き来する人をじっと見守り、ある日ふとそこに絵があったんだと気がつく、そんな存在が良いなあと思います.絵を見るというより絵が見守っているかのようなそんな空間になったらいいなと思います.








長い廊下にもところどころに絵をかけます.
手すりにつかまったり、壁に寄りかかりながら歩く
患者さんの邪魔にならない様に.


2008.09.21 きれいきれい〜!!                                           

仲良しのめぐからトルコ出張のおみやげ〜と連絡あり.いそいそと池袋まででかける.


あぁ、持つべきものは友!おみやげは、私の大好きなスノードームではありませんか!!



き〜れ〜い.中身はブルーモスクなのです.

*ブルーモスクの映像とイスラム礼拝への呼びかけの声は
You Tube で見ることができます.












ずっと見ていても飽きないのです.
キラキラしてきれいです.
女はみんなキラキラするものが好きなのよっ!
…私ってお金かからないなぁ


2008.09.20 小野さんと                                           

昨日はときの忘れもので始まった小野隆生さんのオープニングパーティーへ行きました.

ギャラリーには既に大勢の人が来ていました.
今回は作品がとても大きい!とまずは驚きましたが、それよりなかなか奥まで進めな〜い.大盛況です.小野さんと目があってひとまず離れたところからご挨拶.
そんな訳でじっくり作品が見えなかったから後日ゆっくり拝見しに行きましょう.

小野さんに年に一度お会いすると、毎回たくさんおしゃべりをする訳ではないけれど多くのことを感じさせていただいて、身が引き締まります.
小野さんは『絵描きはペテン師だから…』と言うのですが、絵空事を真剣にやっているのが絵描き.そう、小野さんはものすごく真剣で厳しく熱く探求しているけれど、同時に軽やかさとユーモアといい加減さ(よい加減)を持った多重構造の人だなあと思います.

作品もしかり、一見シンプルな白人の肖像.絵の前に立つ、ちょっとコワい?なぜに白人?…慌てないでじっと見ていると物語りが見えて来ますよ.言葉にならない絵の言葉が聴こえて来るようです…なんて書くと、また曖昧なわけわからないこと言って!と叱られちゃいそうですが、これが絵を見る楽しさでもあったりして、絵のことば….




小野さんと初めてのツーショット、公開しちゃおっと.

以前、ときの忘れものの綿貫さんが「アートの仕事の面白いところは、社会的に偉いひとだろうが何だろうが、関係なく会えたり、話せたりすること」とおしゃっていました.思えばアートを通していろいろな方にお会いしました.お客さまも画商さんもアーティストとの出会いもこれは本当に不思議なご縁.
どんな人に出会えるかは運みたいなもの、それから何を得るかも自分次第なんですね.



2008.09.18  ズレタ                                         

昨日、あることがあってある人とのコミュニケーションが、ギシギシ、いや、ガガガガ、う〜ん、ジャリジャリ???
まあ、そんな感じに一瞬なったのでした.

また来たか、この状況.
ちょっとしたことがズレただけなのです.大爆発ではないけれど、それで不協和音.大人同士だしね.
でもム〜とした空気になっちゃうんですよね.

ただ私は今回じっと相手を見ていて、相手の態度に自分と共通するものを発見しました.
なるほどね、だから滑らかにするりと通り過ぎずに、ひっかかって摩擦が起きちゃったんだ.

自分は正しい!君が悪い!なんて、ぜ〜ったいに言えませんよ.私も悪かったんです、ひとつまた勉強しました.ふぅ.




サボテンの影清くんはノリヨ病院に入院中、
かわってサンセベリアさん(左)が滞在中です



2008.09.13 土曜日                                         

今日は午前中大好きなタカコ先生のヨガクラス.苦手な開脚前屈も、タカコ先生の手に背中や腰をそっと押されると不思議なくらいぐい〜んとカラダが柔らかく伸びで行きます.この手、私はゼッタイに魔法の手だと思っているのだ!
カラダを整えた後は、古い友達のノリヨちゃんに会いに出掛けました.

待ち合わせたのは、田園調布と自由が丘の間くらいにあるカフェ『えんがわ』.住宅街の中にあって、お家に遊びに来たみたいな緑の庭のある古い一軒家の気持ちよいカフェです.
ノリヨちゃんは私以上の犬好き.今日も9歳になったばかりの柴犬、雷蔵くんと一緒でした.市川雷蔵のライゾウ君.

美味しいクスクスを食べて、コーヒーを飲んで風に吹かれて、ライちゃんを撫でながら、ジュエリーから美容関係までの広報宣伝をプロデュースするノリヨ社長(ライちゃんは常務に昇格)といろいろお話ができて、なんだか私のやる気が出てきました.楽しかった気持ちよい土曜の午後.





自転車の後部座席には雷蔵常務を乗せて



2008.09.12 助け合おう                                         

爽やかな冷たい空気と明るい太陽の光になぜかドキドキする大好きな秋の匂いを感じていたのに、今日はまたまた暑い夏のような一日でしたね.
秋は空の表情が多様多彩で、空と雲がお友だちの私にとっては、カメラ必携の季節です.

代々木上原の商店街は、秋祭の準備が始まって、紅白提灯が飾られたり、仕事をしていたら遠くからお囃子の練習の音が聞こえて来たり.ああ、もう一年経っちゃったのね…

そういえば行きのバスで、ベビーカーをそのまま後ろドアから乗せようとしている若いお母さんに遭遇しました.そんな時、誰も助けてあげない,私はヨガのおかげさまのフットワークで料金を払ってすっ飛んで行って赤ちゃんを乗せたベビーカーを引っぱり上げたのですが,みんな冷たいな〜!!

善人ぶるつもりは全然ありませんし、お腹を開けたら黒光りしているかもしれませんけど、ちょっと手を貸してあげましょーよ、どんな人もみな『お母さん』に育てられたんだからさ.






強い鮮明な光は秋ならではですね


2008.09.09 伊東へ                                        

伊東の池田20世紀美術館でやっている小野隆生さんの回顧展にやっとやっと行って来ました.

池田20世紀美術館は、アスファルトを作った池田英一さんという方のコレクションと寄付によってできた美術館で、伊東の別荘地の中にあります.
周辺は緑がきれいで静かな環境、一碧湖という小さな湖の横を通ってたどり着きました.



小さな美術館ですが、収蔵作品がとても充実していて一見の価値があります.
小野さんの展示は静かな空間に肖像がずらりと並び、小野さんの描くことへの情熱と飽くなき探究心が伝わってくるようでした.資生堂アートハウス収蔵のモルタッチ家の断片など、今まで私は見逃していた作品にも出会えて感激.

充実した気分で外に出るとお腹の虫が….ちょうど美術館の向かいにあったレストランで遅めのランチを食べました.昔の洋食やさんのようなきちんとした行儀のよい味とスタイルで、内心期待していなかったのですが、満足満足でした.


実はこの伊東行きは、久しぶりの家族イベントとして、数少ない(!)アラカワ家の人々と愛犬ハリーで出掛けたのです.

帰りに天城高原の方までピューッと走って、欲張って海と山をさらりと味わって来ました.
下りくねくね道でシカに遭遇.若い(と思われる)鹿、ちょうどイメージ通りのバンビちゃんです.怖がる様子もなくじっとコチラを見ていました.



こんなかわいい鹿ならいいけど、先日友人に聞いたところによると、アメリカの雄のシカは巨大で、走行中に車と接触したら車の方が壊れちゃうくらいなのだそうです.

八ヶ岳でも鹿がしょっちゅう出て木の芽を食べちゃうという話しを聞きましたが、道路脇の林を悠然と歩いているのは、もともとここは私たちのテリトリーよと言っているみたい.

そういえば、ハリーは北海道十勝で鹿討ちに行った人に雪の中で拾われたのでした.そのまま十勝の野山で生き延びたら、ハリーはハリーではなく、『犬』として逞しく生きたのかな.


2008.09.06  オープンハートフロムサウスアメリカ                                      

今日はタカコ先生のヨガクラスでカラダを気持ちよくほぐしてから、プロモアルテで秋の展覧会の打合せをして来ました.

ギャラリーにはちょうどオーナーのクミコさんの甥っ子くんが来日中で遊びに来ていました.ずいぶん久しぶりに会うのに私のことを覚えていてくれて、久しぶり!となりました.
クミコさんもですが、彼も南米コロンビア育ちで日系2世です.日本語と英語とスペイン語で話すグローバルな青年.
私にはメキシコ生まれのいとこがいるのですが、どこか似ている感じがするなあと言ったら、日本の人は、最初はあまり話さないで人見知りするけど僕らは頭の中にあることをどんどんしゃべるからじゃない?と言っていました.
確かに外国育ちの友達はだいたい会話が上手で誰とでも構えずにおしゃべりができる気がします.
相手が心開いていると、こちらもリラックスしてすごく話し易いですね.

話題はサルサになり、コロンビアでサルサを踊らないって言ったらコロンビア人じゃないというほど、みんな踊るんですって.ただし日本で流行っているサルサを見ると、自分に力が入り過ぎていてショーみたいだそうです.「サルサは相手を見ることに力を入れるんだ、相手とリズムを合わせるのが楽しいんだよ」

なるほど、何ごとも相手とのコミュニケーションを楽しむってことですね.サルサは年配でも激しい動き?とクミコさんに質問したら、お年寄りにはお年寄りのサルサがあってそれはそれはきれいな男女の踊りなんですって.
一方通行じゃなくて相手をよく見るって今の日本にはだいじなコトかもしれませんね.









不思議なトラ〜



2008.09.02 アートな日々                                     

先週はホテルニューオータニのアジアトップギャラリーホテルアートフェアに行ったり、オーガーオークションの手伝いをしたりしていました.

ホテルアートの面白いところは、客室、つまり居住空間の中で作品を見るので、アート作品がとても身近に見えること、そして、画廊の人と話し易いことです.さらに言えばそのギャラリーの個性が飾り方や部屋に入った瞬間の空気にちゃんと現れることですね.ます私は藍画廊に行って浜田涼さんや鈴木敦子さんの作品を見ました.ベッドの頭の上に飾られた作品も、テーブルに置かれた作品も、画廊で見るより具体的に自分の生活の中に置いた時のイメージがわいて、作品を持ってみたいと思えるのではないかと思いました..

オーガーオークションの手伝いは、恒例になってきましたが、兄貴画商の上田さん主催であるからには、わたくし微力ながらいつでも馳せ参じる次第.手伝うのが楽しいのは、自分が普段あまり見ないような作品の数々を一気に見られるし、現在のアートの流行みたいなものも見えて来ます.

下見会からオークション当日まで、いろいろハプニングが起きるのです.そんな時の兄貴の態度は沈着冷静.
私だったらすぐこめかみの辺りに青筋がたってヒクヒクしそうです.でもどんな者、どんなコトがふいにやって来ても彼は顔色変えず慌てずに「まぁしょうがないよなあ」なんてつぶやきながら、ひょいひょいと身をかわしつつ処理して行きました.いやいや、私は心底、感服いたしましたですよ〜.






 


おいしいもの
 
お菓子みたいだけど
フランス料理の前菜です.
お手伝いのオマケに飛び入り参加でご馳走になりました!
目もお腹もおいしかったですっ!



2008.08.28 雨降り週間                                    

先週から雨が続きますね.
東京の雨は以前と違って、局所的、激しい、急に降る、とスコールみたいになっていますね.植物は元気になりますし、すごい降りっぷりは外が白くなってちょっと気持ちいいけど、思わぬ悪影響は困ります.

雨降りの今週、9年ぶりに友達と再会しました.
スペインにお嫁に行って今は8歳の男の子の母となった友達は久しぶりなのに、お互い先週会ったばかりみたいな挨拶で話し始め、離れていた時間があっという間に埋まるような感覚でした.このウェブサイトで私の近況を読んで「昔、ヨウコちゃんが言っていたアート論が変わっていなくて、それがあの頃はしゃべるだけだったけど、今はカタチになっているね」と言われちょっと嬉しかった.実は内心、そんな昔から同じことを言っていたっけ??と記憶をたどる.自分が考える程度のことは、そうそう変わらないのだ.

彼女の住むスペイン・ガリシア地方はヨーロッパ最西端がある土地.そして雨がよく降る土地.彼女の夫のハビエルが、帰り際に外の雨を見ながら、「マイ・フェア・レディの歌、知ってる?『スペインの雨は主に平地に降る』は本当はスペインの雨は主にガリシアに降る、だよ」と言っていました.ガリシア地方は山地が多く雨がよく降って緑豊か.人の気質も南のラテンの情熱的なイメージと違って穏やかで日本に近い感じがします.海があるから食べ物も美味しいらしい!行きたい!!

しかしよく降るなあ.
雨天率のかなり高い、今日は木曜日です.


 


階段の手すりに雨粒が打ちつける
 
映画『マイ・フェア・レディ』
The rain in Spain stays mainly in the plain
オードリー・ヘップバーンが演じるイライザの
下町訛りの発音を直してレディにするために、
教授がこのフレーズを繰り返し練習させます.



2008.08.24 ハリーの夏休み in 八ヶ岳                                    

先週木曜日ヨガクラスを終えて、午後から車を走らせ、八ヶ岳へ愛犬ハリーと行って来ました.

行く先は海の口という、標高1500メートルの高原.気温は清里を過ぎるとぐっと下がります.
東京から二時間半の長いドライブは老犬ハリーには初体験、そして外でのお泊まりも初めてなので、私はハリー用のゴハン二食分、器類、おむつシート、雑巾、タオルなどなど一式を車に積んで出かけました.ハリーは初めは落ち着かない様子でしたが、次第に慣れてけっこうドライブを楽しんでいた様子.

海の口に着くと、空がいっきに大きくなって山々の姿が遠くに見えます.思わず深呼吸したくなるような広々と広がる畑の中の一本道に車を止めて、まずは雲の写真をパチリ.





 

泊めていただいたのは、以前ジャーナルに書いたことのある私が二十歳前からお世話になっている先生の山の家です.

前のジャーナルで登場してくれたラブラドール犬のブンタくんは数年前に天国に召され、今は犬不在のところへハリーがお邪魔して歓待して頂きました.ハリーはとても臆病なので愛想というものが殆どないのですが、さすが犬好きの先生、すっかりハリーは安心してテーブルの下から先生のひざをチョイチョイとつついたり、足元で眠ったりして,飼い主である私を驚かせました.見よ、この安心しきった寝顔!!(写真上)

先生の畑で穫れた茄子やししとう、ジャガイモ、枝豆をおつまみに、私が持参した「百年の孤独」で乾杯.朝は畑にトウモロコシを穫りにいって、香りのよいコーヒーといただきました.短い時間だったけど、楽しいことって時間の長さじゃないんですよね!毛むくじゃらのハリーには何よりの涼しいさわやかな夏休みでした.



2008.08.19 子どものせかい                                    

今朝は仕事で絵の移動のため埼玉へ.お昼前には新宿に戻って用事を済ませ、午後は代々木上原のムジカーザというかわいらしい音楽ホールへ『親子のためのライブペインティング』というライブ展覧会を見に行きました.

これは私の友人の娘が通っている自由の森学園というフリースクールの卒業生、蟹江杏さんが、不思議なお絵描きサーカス団と称する俳優たちと一緒にライブペインティングをするというイベント.と言っても、私は見るまでは何がはじまるのか全く知りませんでした.

オズの魔法使いの登場人物みたいな楽しい衣装をまとって歌って踊る俳優さんたちと生演奏の音楽家たち.それに版画家の蟹江杏さんが参加して絵を描きながらストーリーは展開し、最後には会場の子供たちを誘って床一杯に広げられた大きな紙にみんなで絵を描いていく、という音楽劇でした.

最初は俳優さんたちの迫力のある声に泣き出す子どもがあちらこちらにいたのですが、最後はもうみんな嬉しそうに絵を描いたり、俳優のお兄さんお姉さんにぶらさがったりで大騒ぎ.子どもは慣れるまで時間がかかるらしいですが、入り込むと夢中.

杏さんの絵は線がとても自由で伸びやか.役者さんも音楽の人たちもレベルが高くて、大人でもすごく楽しかったです.私の好きなNHKの子ども向け番組は子供限定ではないくらい内容が面白い、今の子どもたちにはいろいろな刺激と情報があるんですね.







最初はカラーマーカーを差し出されて誘われても
首を振っていやいやしていた子どもが、
だんだんほぐれてリラックス.
最後には帰らない〜!と女の子がダダをこねていました.
役者さんに、
「じゃあスタッフになるか?仕事はいっぱいあるぞ.
上下関係はギビシイよ〜
とか言われて、
女の子はポカン、親は爆笑、
女の子は無事、お母さんに連れられて帰りました.



2008.08.17 人間の進化はつづく                                    

北京オリンピック、観ていますか?

選手を支える科学や技術の進歩もすごいけど、あそこにいる各競技の選手たちは、私たちの想像を超える練習や努力を積み重ねて来ているのだなあと思うとそれがスゴい.
自分の競技に脇目も振らずに没頭して、ものすごくストイックな生活をしているということ、そこで努力を続けられるエネルギーがもう才能というものなんでしょうね.
一流の人の尋常でない集中力とか粘り強さとか勝つことへの情熱、人間っていったいどうなっているんでしょうねぇ,
人間の進化はまだまだ続きそう.

過去のオリンピックに今の選手が出場したら、観衆は宇宙人を見るくらいビックリするねと友達が言っていました.






2008.08.14 街は静か、お盆休みの木曜日                                  

今週は夏休みムード、上原の街もお店が閉まって静かです.

今日は、朝はヨガクラス.自分が習うタカコ先生のクラスでたくさん動いて汗をかいて実感しましたが、ある程度まで「動ききる」とカラダがふっと軽くなります.
今日の私のヨガクラスはどうだったかな.
動けなかったり、縮こまっていた人が少しずつのびやかに動ける様になっていくのを見ると、人間はどんどん変われるし、可能性は限りなくあるのだなあと嬉しくなります.

ヨガクラスの後は、仲良しのご夫妻と神楽坂でフレンチランチ.93歳まで生きて三味線の演奏家になるとおっしゃるムッシューと笑いながらそれを見守るマダムの素敵なご夫婦ぶりもご馳走でした.

夕方、仕事部屋に久しぶりに会う同業界の友人来訪、知らないはずだけど、私の好物のシュークリームのおみやげを携えて!(ごちそうさま〜)
時々連絡してはいたのですが、私が最近「今から産院に行きます.…」とメールに書いたのをこの彼は「読んだ瞬間、結婚して子供ができたのかと思ったよ〜それにしちゃ早いから変だと思ったけどさ」ですと.大爆笑です.
そりゃそうか、産院だしね.
すみませんねぇ、少子化ストップに協力できなくって.
アタクシ、フランスのマダムみたいにうーんと年下のステキな恋人できたら報告しますわよ〜、人間には限りない可能性があるのだ、ねっ!






朝から、あぢ〜



2008.08.12 8月の空を見上げれば…                                  



空は青く、雲は白い




これは彩雲、真ん中に虹色の帯が羽衣のように飛ぶ



2008.08.05 雷が鳴っているんです                                 

今日は朝から戸田市の産院へ行って打合せ.
新しい病院はもう診療を始めていますが、引き続き院内のアメニティアートの作業を進めています.

お仕事をいただいたら、予算内でバランス良く作品を配分して病院の中の雰囲気を和らげる様に内容を考えます.今回は私が提案したある画家の絵を院長先生が気に入ってくださって、今日はその提案とは別に院長先生からのご希望で追加の絵を数枚描いてもらうことになりました.
これはなんとも嬉しいものですねえ.作家も嬉しいし、私も同じ様にとても嬉しいのです.

帰り道は雲行きが怪しくなって、遠くで雷がゴロゴロ.駅に着くと落雷でダイヤが乱れていました.やっと来た電車で移動すると、行く先々でゴロゴロ.代々木上原の仕事部屋に辿り着いたら、ざざーっとすごい雨が降ってきて、稲妻と雷の音が足元下から頭上から響き渡りました.

タイミングよく濡れずに帰れてセーフ.夏の雷って家の中にいれば、なかなかいいものですね.




どんより空に花は鮮やか



2008.07.29 あー、今日はもう29日かぁ…                                 

暑いですね.
このところ朝の犬の散歩の挨拶は「今日も暑くなりそうですね〜」か「暑いですねー、ふぅ」です.

犬はカラダが毛に深々と覆われているので、さぞかし暑いだろうと、バンダナで保冷剤をくるんで首に巻き付けてやります.ハリーは北海道生まれなので息も絶え絶え.
人間もだけれど、首のうしろとか足の付け根のところなどを冷やすと、体が冷えた〜と認識するらしいです.

仕事部屋ではずっと沖縄の登川誠仁のCDを聴いています.
私は沖縄に行ったことがありません.音楽も言葉もいいですよねえ.NHKの朝のテレビドラマで「ちゅらさん」をやっていた時は欠かさず見ていましたよ.笑ったり泣いたり大忙しでした.そういえばこの間の「ちりとてちん」も実に良くできたドラマでした.…って私、何言っているんだろうか.
何も考えないとこんな風にとりとめもなく、どこからやって来るのかどうでもよいことが頭に次々浮かんで来ます.




パタリと床に倒れていた、ちょうちょ



2008.07.26 大阪へ                                

昨日は大阪へ.
堂島ホテルで金曜日から三日間行なわれる、ART OSAKA に行って来ました.

初めて行ったこのART OSAKA、ホテルの4フロアを使って 50近い画廊が参加しています.その数は去年の倍だそうですが、部屋を一つ一つ巡っても各画廊の個性が出ていて飽きないし、ギャラリー空間で見るよりも作品を近く感じられるし、おまけにホテルのお部屋がお洒落でステキ.日帰りでしたが行ってよかった.



若い作家のドローイングは、10000円程から売られていて、気に入ったものがあれば面白い買い物ができそうです.若い人たちがとても真剣に作品を見ていて印象的でした.私も何人か気になる若い作家の作品を見付けました.売る人たちもリラックスして楽しんでいるようで、大きな会場のアートフェアとは違った味がありました.


最後に仲良しのときの忘れものチームを訪ね、(ときの忘れものの会場はスイートルームです!)綿貫ユタカさんにショウバイハンジョウをお祈りして、会場を後にしました.

私はそこからタクシーで、以前から行きたかった大阪ガスビルの上にあるガスビル食堂へ直行.
ここで特製カレーかオムライスを食べて帰らねばと夕方4時半という半端な時間にも関わらず入ってみれば、お客さんは私ひとり.クラシックな格調高い内装のレストランで、特製えびカレーをいただきました.大満足.



短い大阪滞在時間で、日帰りなんてもったいな〜いと言われましたが、何ごともスムーズに進んで無駄なく収穫あり、帰りの新幹線からは熱海の花火が見えるというオマケ付き、私にとってはボーナスみたいなニコニコの夏の一日でした.



2008.07.23 それでも生きる                                

今日、仕事部屋のキッチンで排水溝の黒いゴムの間から何かが伸びて来ているのに気がつきました.
ふたを開けてみると、なんだかモヤシのようなものが何本かゴミ袋にへばり付いています.あれ〜???モヤシなんて食べてないのに…とよくよく見てみると、なんとこれは!!

なんとなんと、それは捨て損ねた数粒のメロンの種から芽が出ているのでした.ウソのような本当の生命力.感服!

話は変わりますが、昨日、チベット人のお坊さんの話を聴きに行きました.彼はなんと33年間も投獄されて、拷問や飢餓を生き延びてようやく解放された人物でした.この高僧パルデン・ギャツオはチベットの現状を世界に伝えようと各国で講演をしたり、日本では本が新潮社から出ていたりしますが、彼についてのドキュメンタリー映画を日本人女性監督、樂眞箏(ささ・まこと)さんという人が撮っています.
http://tocotocony.exblog.jp/7912909/

私は昨日、チベットの問題がダライラマとか宗教の問題ではなく、人権問題なんだということを実感しました.このパルデン・ギャツオさんの訴えるところを静かに聴き、その姿を見ていると、問題はまさにココなんだと思いました.帰ってたまたま開いたダライラマのサイトを紹介しておきますね.
http://www.tibethouse.jp/news_release/2008/080717_release.html

中国を責めるのではなく、ただチベット人が訴えていることがそのまま伝わリますように、同じ人間同士のこの馬鹿げた傷つけ合いが終わりますように、と私も祈りたいと思いました.まずは知ることからはじまるのですね.









モヤシじゃなくてメロン!



2008.07.17                                

毎日暑いですね.
冷房の室内から外に出ると、ムッと湿気いっぱいの熱風で、まるでタイかバリ島かのよう.

銀座にある画廊に行った時に「こんな夕暮れには海の匂いがするでしょ?」と聞いたら、「最近は汐留のビル群ができて、まさに『汐留』.海の匂いは薄まって以前の半分くらいになってしまった」とのことでした.



*雲の真ん中がぽっかり窓の様に開いていた空*


 

*目黒川沿いの正統派野良.毛がバサバサ痩せて目が鋭い*

上野の国立博物館でやっている『対決 巨匠たちの日本美術』という展覧会に行って来ました.
http://www.tnm.go.jp/jp/servlet/Con?pageId=X00&processId=00

運慶、雪村、等伯、蕪村、応挙…どれもすばらしい作品.この展覧会は必見!みなさんにお薦めします.日本文化の力を感じられます.国宝も重文もたくさん出ているので、時に洗われ研がれた質の高い作品を見るチャンスです!



2008.07.12 今年の虫報告                               

今朝、テレビのニュースで山梨県北杜市のオオムラサキセンターから中継をやっていました.オオムラサキって、国の蝶に指定されているきれいな青紫色の羽の蝶(オスだけきれい、メスはくすんだ紫色!)です.
観察を続けている地元の小学生たちが幼虫のことを『ムーちゃん』と呼んでかわいがっていました.確かに幼虫が画面に映し出されると、ちいさな角がぴょこんと出ていてなんともかわいらしい.

そういえば、私が育てているレモンの木に今年もまたアゲハ蝶の幼虫が育っておりました.最初は小さくて鳥の黒いフンみたいなヘンテコリンな姿ですが、それは鳥のフンに擬態して敵から身を守っているんですって.

そしてある日、右の写真のような立派な新幹線スタイルになっておりました.この後にサナギになるんだそうです.でも私がこの写真を撮った時はそんなことを知らなかったので、翌朝には姿が見えず、鳥に食べられちゃったんだろうかとちょっとがっかりしました.サナギは葉っぱみたいな姿で枝からぶら下がるらしいので、私もすっかりアゲちゃん(ムーちゃんに対抗して…いや、あまりに短絡的!)の目くらましにあったのかもしれません.無事に蝶になっていると良いのですけど.

私は別に昆虫好きではありませんよ〜、今日は虫嫌いの方にはごめんなさい!
お口直しに、さっき仕事部屋の大屋さんから教えていただいたイギリスのテレビ番組を紹介します.ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね、冴えない携帯電話のセールスマンが実はすばらしい美声の持ち主だったという、ちょっと映画になりそうなお話と美しい歌をどうぞ.
http://labaq.com/archives/50955465.html




*よくぞ育ちました.右隣はこれから成長するレモンの実*



*正面から見ると、離れたつぶらな瞳がかわいいでしょ*



2008.07.08 ココロの栄養                               

先週末は高校時代の友人の家でホームパーティー.
肩の凝らない人たちとのひとときは本当に楽しいですね.初めて会った友人のそのまた友人たちはどこか共通する雰囲気があってくつろぎました.主催者の友人を筆頭に皆さん真剣に仕事をし、真剣に生きている人々で勇気づけられました!



*友人のローストビーフは絶妙の焼け具合!おいしかった.右の端に見えるのは魚介のエスニック煮込み、それから左の手前はチーズ、海外と日本を行き来する友達がフランスの小さな村で作っているそこだけにしかないチーズを持って来てくれました.チーズ好きの私はシアワセ〜*




今日はイラストレーターの池田公美さんを蕨市にある介護老人保健施設に案内しました.先日池田さんにはこの施設のために絵を何枚も描いて頂いたのです.私はこの施設に行くと、事務長さんをはじめ介護士さんたちが本当に感じがよくて感心します.場所の空気って人がつくるものだなあと思います.

数値にできない、目に見えない、お金に換算できない…そんなものを伝えるということは困難ですが、コツコツ積み重ねるしかありません.時にはその道の途中で逆にたくさんの豊かな栄養をココロにもえらえることもあるし、そんなことに取り組んでいる人は世界のあちこちにいるのですよね.



2008.07.04 夏がやってきた                               

昨夜からの雨風に洗われて今日はすっかり夏の空模様.暑い暑いとは7月になった途端に口に出る言葉.

滑川さんのアークヒルズの展示を見たり,サントリー美術館の『飾り』の展覧会に寄ったり(これはけっこう面白くてお薦めです)しながら、ようやく福本倫さんの個展へ.

倫さんの作品は、色がぐっとクリアで明るくなってとてもきれいです.銀座の画廊での展覧会は来場者がいつもとちょっと違うそうで毎日が刺激的らしい…

帰りの電車から見た雲はすっかり夏の雲でした.
またまた大好きな夏の夕暮れがやって来て、なんだかほーっと一息しました.ウキウキ〜
それはともかく、ビールがおいしいってこういう夕方かなとお父さんたちの気持ちがよくわかる今日のワタシ!




*神保町は七夕まつり
私もなぜか特別参加?短冊に願いごと書きました*



2008.07.01 大阪行きたい                               

7月25日から大阪の堂島ホテルでアートフェアがあるよ、とときの忘れものの綿貫さんに聞いたので、今年こそ出かけてみようと思っています.
ART OSAKA
http://www.dojima-hotel.com/event/index.php#art

大阪に行くなら一泊させてもらおうと大阪在住の兄に、行きま〜すよろしくね〜と気軽に伝えたつもりが、スケジュール詳細を求められ、しばらくぼんやりのんびり構えていたら、ついに叱られてしまいました.無責任に言いっぱなしにするな人の都合を考えろハッキリシッカリ申し出よ、ということで…(汗)

多忙で几帳面な兄とフーテンの寅さんのような(っていうとちょっと愛すべきキャラクターみたいでしょ)妹の間には、深くて渡れない河がある.社会人としての常識まで疑われてしまいました.トホホ…

先週末、同窓会で母校内をうろうろしていたら「あなたたち!自分達の同窓会ばかりじゃなく総会にもちゃんと出席しなさーい!!」とシスター関根に一喝されたなぁ、なんだか久しぶりに叱られ続ける大人のアラカワでした.






*くちなしの花*



2008.06.27 週末から雨の日曜日に思うこと                               

やっと老人健康保険施設の仕事が終わって請求書を出し、作家の人たちにお振込を済ませる.

次なる仕事,産院の竣工式に合わせて大急ぎで絵を壁にかける.とりあえず間に合わせの設置なので変更が次々に出るが、やっぱり絵が一枚でもあるとただの病院の廊下でなくなる.これは働いている人にも患者さんにもじんわり効果があるはずだ.この効果はおそらく時間がかかって現れる.
余計なお金をかけていると思っている経理部のオジサンや訝し気に見ている職員の人たちも、きっと感じる日があるでしょう.私は最近それを確信しております.

そんな相変わらずのがちゃがちゃ生活の合間に、高校の同窓会へ行って来た.母校は校舎を新築してすっかり様変わり、出席した同級生は、勉強はもういやだけどこの校舎には通いたい、と言っていた.
懐かしい友達や先生たちとの時間.楽しくて、くつろいで、時間があってなきが如しに満ち足りる.これぞ人生の財産ではないだろうか.誰にも盗めない私の財産.

星の王子さまに出てくるキツネは言ったでしょ、大切なものは目に見えないんだよって.






*リッパな校舎.でもグラウンドの樹は変わらない.*



2008.06.24 スミコさんとランチ                               

母と駅前の銀行に行きいろいろ用事を済ませて気がつけばお午過ぎ.母を誘ってランチ、私が小学生の時からある(いやいやもっと昔からある)成城のお菓子屋さん風月堂・甘味喫茶室にて.

こうして母娘ふたりきりで外でランチなんて、ワタクシにはとても希有なことでありまして、家の外で客観的に母をじっくり見ると、なんだかすごーいオバアさんで、目の前のオバアさんは私の母??? 当り前なのにしっくり来なくて、しばしじっくり観察.スミコバアさんを見ながらなんだか可笑しくなってしまいました.

電話の声はソックリらしくてよく間違えられるし、ちょっとしたことでケンカしてプンプン怒りながら、あれ、これって誰かさんと同じと気がついて苦笑したりします.

話しには聴いていたけど、ほんとに親子ってだんだん似てくるんだわ、ひゃあ〜





*成城学園前駅北口すぐ、風月堂のあんみつ*



2008.06.22 このところ その2                               

やっぱり私にしては公私共に少々忙しいため、バタバタ.

今日は日曜日でやっとホッとして、お昼前にホットケーキを焼いてみた.なんと甘い香り、なんと幸せな香り!
仲良しの友達は、『ホットケーキはシアワセの味』と言っていたけど、本当です.

このところ、お付き合いのある若いアーティストの方たちが海外に出るという知らせがちらほら舞い込む.
若い時に日本の外に出て暮らし、遠くから日本を見てみるのはとても良い経験になると思う.日本ってこんなによいところがある、とか、こんなに小さな島国なんだ、とか、人種差別を受けたり、人種差別なく人と付き合ったりしながら、若いみずみずしい心がどんどん育って行くのだろうな.

心をオープンにすると傷つくこともあるけれど、それに対する一つの方法としては、全ては過ぎ去るもの、プロセスだと認識することだ、とある人が言っていた.自分の持っているもの(それは今までやってきた経験だったり、知識だったり)を手放せずに抱え込んでいると硬くなってしまう.傷ついたことで止まるのではなく、全ては過ぎ行くものだからありのまま、心を開いていっぱい吸収できたらいい.さらさらと流れるようにこだわりなく…そう行きたいものですね.





*焼けました、ほっとケーキ*



2008.06.17 このところ                               

私にしては少々忙しいため、ヘトヘトマーク.

老人保健施設に最後の絵の設置に行った.
認知症の方たちが入所しているフロアで版画を掛けていたら、おじいさんがじっと見て、「いい絵だねえ、こういうものをちゃんと飾るというのはここの所長さんはエラいね.」とおっしゃる.
「そうですね、ここは皆さんが毎日暮らす場所ですものね」と言うと「ここはどこですか?病院ですか?」と聞かれた。
私はこの仕事ができてよかったなあ.


友人の家で日曜日に食事会.
アーティストの滑川由夏さんを囲んで家主である友人が腕を振るった.
サラダ、クレソンのポタージュ、色とりどりの野菜と魚介のゼリー寄せ、パプリカのピリッとラタトゥイユ風、豚のモロッコ煮、最後はオレンジピールのライスプディングとカプチーノ!

滑川さんは真面目な顔で次々にとんでもないおもしろトークを繰り広げる.展覧会のコーディネーターをしている E さんと友人と私は大笑い.笑いながらふと気がつくと、みんな私よりひと回りくらい年下であるのである.

心優しき友人たちは、ちょっとズレちゃった私の下手な突っ込みにもつっこまず流してくれた.
なごやかなひとときでありました.




*じっと絵をみるおじいさん*



*クレソンのポタージュ*



2008.06.10 今日も街へ                               

梅雨の合間の晴れ.
今日は神保町、芝から新橋、赤坂見附、赤坂…とあちこち行って来ました



街を泳ぐように歩くと、本当にいろいろな人がいるとしみじみ思います.
これはお洒落なのであろうかとつい首をひねってしまうファッションの女の子、お勉強はできそうだけど周囲のことに全く鈍感な若者、そして圧倒的な存在感の路上生活者にも出会います.
本当にいろいろな人間がいるものです.
動物は、『びっくりするようなたてがみのライオン』とか、エエェ!!!っと目を疑うような態度の犬、なんていないし、もしかして人間がいちばん『変種』が多かったりして.







*赤坂に行きました.
裏の路地には古い家が残っているけれど、
TBSや新しくできた赤坂サカスあたりは全く新しい街.
上の写真のビル、FOR RENT .

TBS 前の広場ではテレビ中継スタンバイ.
ショッピング中のオバサマたちに、
「あらっ、森田さんだわ、キャア〜森田サン森田サ〜ン!」
とフリフリ手を振られていた森田さんに遭遇しました.
…森田さんってお天気オジサン?.



2008.06.08 めぐるめぐる                              

このところ、とても懐かしい再会が続いています.

ワタクシ20代にフランスへご遊学(!)しておりまして、ある時パリに長く住んでいる日本人の絵描きさんに連れられてノルマンディのとある一家の別荘にまいりました.
今日はその家の娘、シャルロットと再会したのです.

彼女のお母さんマドレーヌは才気溢れるいかにもチャーミングなフランスのマダム、お父さんのパトリックはちょっと繊細でジェラール・フィリップ似の二枚目ムッシュー、そして娘のシャルロットは目がクリクリよく動く利発でユーモアいっぱいのマドモワゼルでした.
そのシャルロットが今はイギリス人と結婚して2歳の小さな男の子のお母さん.この再会、実はいろいろ偶然が重なっての実現.

へえ、こんなこともあるんだなあと思っていたら、これまたフランスはトゥールという地方の街で、一緒にフランス語の勉強をしたうんと年下の日本人の友達から8年ぶりにメールが来ました.私の名前をインターネットで検索してこのサイトにたどり着いてくれたんだそうです.ウェブサイト作ってていてよかった.お仕事以外にも役立つネットの現代生活.

というわけで、過去に出会った人との糸が思いがけずこんなところまで伸びてきたんだって、不思議で楽しい気分になりました.これぞご縁と申しましょうか.

そういえば今日は年下の友達の誕生日.
友よ、お誕生日オメデトウ.歳を重ねるって素敵なことがいろいろあるわよ〜!





*Normandie…マドレーヌさんとサイクリング.
ノルマンディは、ノルマンディ上陸作戦、
リンゴのお酒カルヴァドスやシードルで有名*


マドレーヌさん一家の別荘



2008.06.01 Sunny Sunday                              

もう6月ですって.
朝、外が明るくなるのが早くなって太陽と共に目覚めてごそごそすることが多くなってきました.(歳とって目が早く覚めているのではありません、タブン…)

今日は日曜日ですが、朝からいろいろやることがあるしなーと思い切ってベッドを出ました.
外は気持ち良く晴れて朝の公園の空気はとてもおいしかったです.

午前中、ハリーとガレージで車を洗っていると、ハリーの心優しき友マック&福井さんが「ハリーがいるのが見えたよ〜」とハリーくんをひやかしに来てくれました.福井さんもマックと車を洗っていたんですって.
限りなくジイサマ風になって来ているハリーは、いつも元気なマックのノリにはついていけなくて知らんぷりしたりしていますが、実はハリーはけっこうマックが好き.遠くからでもマックの姿を見付けるし、去って行くマックの後姿をじっと見送ったりしています.

そういえば公園で会う小さいあかりちゃんがお父さんとお散歩をしているのを見かけたなあ.
みんな気持ちのんびり、のどかな日曜です.







*紫外線はハリーにもよくないから帽子…
ではなくちょっと持っててね〜…動物虐待か?*